2013年09月05日
雲ノ平、水晶岳~ワリモ岳~鷲羽岳、三俣蓮華岳 2/2
8月15日(木)~17日(土)に雲ノ平、水晶岳~三俣、双六と歩いてきました
雲ノ平最高!頭の中がスッーと「無」になる感じです・・・
普段、下界で考えている、善・悪や、損・得等なにもかも考えることがアホらしくなります
自然の中の人間は本当にちっぽけな存在です・・・
ここに2~3日滞在すると「即身成仏」してしまいそうな場所でした
アラスカ庭園からのんびりと雲ノ平を満喫しながら40分程歩くと雲ノ平山荘に到着です
ここで記念にTシャツをゲットしました。しかし受付下の黒板にはこんな連絡事項が・・・
ビール売り切れは辛いですねー・・・
小屋の前でボーっと絶景を眺めていると左手正面に二つ角の鬼のような大きな山が見えます
普通の人でしたら麓からは最低2泊3日の行程を組まなければ登れない山です
百名山ハンターの方々もなかなか登りにくい山と言われています
目の前にその水晶岳があります。天気もとってもいいです。登らない理由はありません!
地図でコースタイムを確認すると、ワリモ北分岐から往復160分となっています
本日のお宿を三俣山荘にすれば余裕で行けそうです
時間があれば双六までと流動的(行き当たりばったり)に考え歩いてみます
ワリモ北分岐から三俣までもそのまま尾根道を歩けばワリモ岳~鷲羽岳を縦走できます
そうと決まったらレッツゴー!です
しばらく歩くとキャンプ場への分岐です
いつかはテント泊縦走もやってみたいですが今の体力ではダメダメです
分岐からキャンプ場をぐるっと迂回するような道で祖父岳の取り付きへ、
三俣方面黒部源流ルートの分岐を過ぎるとガレ場を一気に登り
頂上はだだっ広くいくつもケルンがありました。ここで小休止し先を急ぎます・・・
祖父岳山頂から尾根沿いを歩き岩苔乗越を通りワリモ北分岐に11時に到着、
ここから水晶方面、左へ進みます
今日もいい天気です・・・どうせならガスが出る前に水晶岳の頂上に辿り着きたいと急ぎますが、
すでに足にきています。思うようにペースが上がりません。
分岐から40分で水晶小屋に到着です
小屋前にザックをデポしカメラのみ肩からぶら下げ頂上を目指します
予想以上に厳しい岩場が続きます
岩の上に砂があり岩のみより神経を使います。ズルッといけばハイさようなら!ってな感じの
高度感抜群の登山道が続きます・・・
頂上手前には水晶が含まれてそうなキラキラ光る岩がみられました
小屋から写真を撮りつつ40分で頂上に到着です
かなり狭い頂上です・・・
360度最高の景色を堪能し写真を撮ったりして、なかなかこれない水晶岳のてっぺんを満喫し下山開始です
帰りは小屋まで30分でした
小屋前で少し遅い昼飯としてリフィル版カップヌードルのカレー味とアルファー白米をミックスし通称「ねこマンマ」にしました
おいしかったけどこの組み合わせは喉が渇きます・・・
小屋の前ではアルバイトのおねーちゃんが髪の毛を切ってもらっていました
天空の絶景美容院です・・・気持ちよさそうです
水晶小屋は稜線上の小屋で思っていた以上に小さい小屋でした
しかし裏銀座を縦走する登山者にとってなくてはならない重要な小屋です
現在の小屋の主もここに小屋が絶対必要だと強い意志を持って建てられたそうです
小屋建設中にヘリが墜落し死傷者がでる事故もありましたが、建設を中止することなく
小ぶりですが立派な山小屋を完成されました
小屋の前で「ねこマンマ」を頂き、小屋で有料の水を補給し14時出発です
・・・30分ほどでワリモ北分岐まで戻ってきました
ここから黒部源流ルートとワリモ岳~鷲羽岳縦走ルートの分かれ目です
足の疲れ具合と怖~いカミナリがこないかちょっと心配ですが、
天気も崩れそうもないので縦走コースを進みます。コースタイムは源流ルートよりかかりますが・・・
足が相当疲れているのでゆっくりとしか進めませんが左を見れば北鎌尾根から槍ヶ岳、
右を見れば黒部五郎岳や黒部源流、朝から歩いてきた雲ノ平等、
前には鷲羽岳、三俣蓮華などたまらない景色です
最後の鷲羽への登りは限界でした。も~クタクタ状態です
せっかくなのでザックからカメラを取り出し撮影タイムです
誰がどんな機材で撮っても絵になります・・・
この時点で今日のお宿は三俣山荘に決定です
コースタイムで60分となっていますので丁度17時ごろ着となるでしょう、
双六まで行くとなると更に2時間ほどは必要になりますので必然的に三俣山荘に決定となりました
16時過ぎに山頂をあとにし三俣山荘へ下ります。疲れ切った足にこの下りは辛いです
ひざに負担がかからないようユックリと下ります。下りきった鞍部に三俣山荘があります
去年放送されましたドラマ「サマーレスキュー」のモデルになった小屋です
16時50分に小屋到着です
とりあえず受付をしますと食事は2回戦目の17時20分と案内されました
問題の寝床は今晩も一人一枚の布団で寝られるらしいです
お盆なのに「お客さんツイてますね~」って
とりあえず荷物を寝床に運び、サポートタイツを脱いで小屋モードに・・・
この小屋もビールが貴重品になっていました・・・
食事時のアルコールはあきらめ、とりあえず小屋前で今さっき下ってきた鷲羽岳に乾杯!です
うっまー!本日の行動時間は休息込でちょうど12時間です。よく歩いた後のビールはおいしいー!!
夕食の時間まで小屋前で、同じく食事待ちの方々とお話を楽しみました
なかには御年77才のお父さんとその奥さんがおられ、話をしてみると本日は
野口五郎小屋からこられたらしいです。かなりの距離を夫婦で歩かれています
じーちゃん、ばーちゃんカッコよすぎです!!
またその隣の方は下関からこられており、この方も60才を過ぎられていますが元気です
先月は2週間ほどヨーロッパでアイガーをはじめ有名どころを登り三昧やってきたらしいです
うらやましい~・・・
夕食のメニューはビーフシチューです。めちゃうまでした!
テーブルは先ほど小屋前でお話をしていました人生の先輩方と同席となり
楽しい話に花がさいて一番最後のお客さんになってしまいました(笑)
夕食タイムの後は、食堂が喫茶タイムになり三俣山荘名物のサイホンコーヒーを頂くことができます
・・・でも私は食後一瞬で落ちてしまいましたZZZ・・・
三俣山荘の中は、非常にきれいで、廊下や乾燥室、自炊室等も広く山奥の小屋とは思えないほど快適です
また水も豊富で玄関脇には常時水が流れ出ていますので汲み放題です
洗面所も広く同時に十人くらいは顔を洗うことができそうです
ついでにトイレも超きれいです!
朝食は5時からとなっていますが、小屋泊の半数以上の方はすでに出発済です
食堂で朝食を食べている方は以外と少なかったです
三俣山荘の食堂のことを展望食堂と名付けられています。窓の外には、
槍ヶ岳がドーンと構えています・・・今朝はきれいに見られました!
朝食を食べ終わり5時45分に出発です・・・本日のコースは三俣蓮華から双六、
双六から小池新道を通って新穂高へ下山です。まずは三俣蓮華を登ります
朝一の登りはしんどいです・・・45分ほどかけ、巻道との分岐点に着きました
ここで時間的に一番早い巻道を通るか、三俣蓮華の頂上まで登り、双六まで稜線を歩くか悩んでいると
きれいなお姉さんが一人で巻道を双六方面から上がってこられました
巻道の状況など聞いてみると、お姉さんの「天気もいいので稜線をお勧めします」との一言でルート決定です(笑)
写真を撮り合いっこし互いに目的地に向かって出発です
分岐からは10分足らずで三俣蓮華のてっぺんへ到着です
いい眺めです、ここから双六への縦走路を進みます
今日も天気は抜群で、すばらしい景色の中を歩きます・・・
・・・時間の関係で途中、双六岳の登り手前にある中道分岐で中道を選択し双六小屋へ急ぎます
双六小屋へは8時15分到着です。双六の生ビールの看板が気になりますが、
ここはグッとこらえて小休止のみとし最後の登り弓折乗越へ進みます
そんなに急登ではありませんが、地味に足にこたえる道です
槍ヶ岳をはじめ穂高連峰がグンと近づいてくるので眺めは最高です
弓折乗越までくると箱庭のような鏡平山荘が眼下に見られます
乗越からグングン下っていくと鏡平山荘に・・・10時ちょうどに到着です
この山荘名物のカキ氷を頂きます
槍をバックにレモン味のカキ氷です。頭がキーんとなりますが、かまわずかき込みます
一気食いで完食です!うますぎ!!
ここでやっとauのアンテナが2本ほど立つ文明社会の入り口となりました
とりあえず富山駅前から3日間音信不通になっていたママに無事であるメールを送り
20分ほど休み、小屋の横にある池の畔でお決まりの構図であります槍ヶ岳や穂高の写真
を撮ってつぎの目的地わさび平小屋をめざし出発です・・・
地図では3時間近くかかるようにですが、下りなので飛ばして行けばそんなにかからないだろうと思い、
かなりのハイペースで駆け下りますがなかなか着きません。
途中、水がなくなりましたが、すぐ着くであろうと補給できる沢を通過しましたが、それが地獄の始まりでした(涙)
そこから約1時間もかかり喉はカラカラで体はフラフラでわさび平小屋へ2時間20分かけ到着です
水の補給より先に「生ビール」です。生き返りました・・・値段もだいぶ下界価格に近付いています
小屋の前には、飲み物以外にも、りんごやスイカ、きゅうりにトマトなどが
冷たい沢の水で冷やされていて、とてもおいしそうに見えました
本日のお昼はここでラーメンを頂くことにしました
なかなか美味しいお味でした・・・
ここで30分ほど休み13時15分下界に向け出発です・・・ここからは砂利道とアスファルトの道をテクテクと歩くだけです
14時10分バス停着となりました
高山行きのバスは一時間に一本出ており、毎時55分発となっていました
とりあえず乗車券を購入し温泉に向かいます
先月の西穂の帰りにも利用した「中崎山荘」の温泉で3日間の汗を流し
下山セットの服に着替えすっきりし15時55分発のバスで高山へ、
JR高山駅で電車待ちの間に駅前の鮨屋へ入り久しぶりの下界食を頂き
大満足の山行きの絞めと致しました
本当に3日間天気がよく最高の景色の中の稜線歩きを存分に楽しませて頂きました。
今回歩いたルートは穂高のような華やかさや緊張感を強いられる道は少なかったですが、
もっともっと深い山歩きの楽しさを感じられたように思えました。またひとつ山の魅力を知る
ことができました。
・・・長々と書いてしまいましたが最後までお付き合いありがとうございました・・・
普段、下界で考えている、善・悪や、損・得等なにもかも考えることがアホらしくなります
自然の中の人間は本当にちっぽけな存在です・・・
ここに2~3日滞在すると「即身成仏」してしまいそうな場所でした
アラスカ庭園からのんびりと雲ノ平を満喫しながら40分程歩くと雲ノ平山荘に到着です
ここで記念にTシャツをゲットしました。しかし受付下の黒板にはこんな連絡事項が・・・
ビール売り切れは辛いですねー・・・
小屋の前でボーっと絶景を眺めていると左手正面に二つ角の鬼のような大きな山が見えます
水晶岳です。北アルプス最深部にある百名山です・・・
普通の人でしたら麓からは最低2泊3日の行程を組まなければ登れない山です
百名山ハンターの方々もなかなか登りにくい山と言われています
目の前にその水晶岳があります。天気もとってもいいです。登らない理由はありません!
地図でコースタイムを確認すると、ワリモ北分岐から往復160分となっています
本日のお宿を三俣山荘にすれば余裕で行けそうです
時間があれば双六までと流動的(行き当たりばったり)に考え歩いてみます
ワリモ北分岐から三俣までもそのまま尾根道を歩けばワリモ岳~鷲羽岳を縦走できます
そうと決まったらレッツゴー!です
しばらく歩くとキャンプ場への分岐です
いつかはテント泊縦走もやってみたいですが今の体力ではダメダメです
分岐からキャンプ場をぐるっと迂回するような道で祖父岳の取り付きへ、
三俣方面黒部源流ルートの分岐を過ぎるとガレ場を一気に登り
祖父岳の頂上へ10時に到着です
頂上はだだっ広くいくつもケルンがありました。ここで小休止し先を急ぎます・・・
祖父岳山頂から尾根沿いを歩き岩苔乗越を通りワリモ北分岐に11時に到着、
ここから水晶方面、左へ進みます
今日もいい天気です・・・どうせならガスが出る前に水晶岳の頂上に辿り着きたいと急ぎますが、
すでに足にきています。思うようにペースが上がりません。
分岐から40分で水晶小屋に到着です
小屋前にザックをデポしカメラのみ肩からぶら下げ頂上を目指します
予想以上に厳しい岩場が続きます
岩の上に砂があり岩のみより神経を使います。ズルッといけばハイさようなら!ってな感じの
高度感抜群の登山道が続きます・・・
頂上手前には水晶が含まれてそうなキラキラ光る岩がみられました
小屋から写真を撮りつつ40分で頂上に到着です
かなり狭い頂上です・・・
360度最高の景色を堪能し写真を撮ったりして、なかなかこれない水晶岳のてっぺんを満喫し下山開始です
帰りは小屋まで30分でした
小屋前で少し遅い昼飯としてリフィル版カップヌードルのカレー味とアルファー白米をミックスし通称「ねこマンマ」にしました
おいしかったけどこの組み合わせは喉が渇きます・・・
小屋の前ではアルバイトのおねーちゃんが髪の毛を切ってもらっていました
天空の絶景美容院です・・・気持ちよさそうです
水晶小屋は稜線上の小屋で思っていた以上に小さい小屋でした
しかし裏銀座を縦走する登山者にとってなくてはならない重要な小屋です
現在の小屋の主もここに小屋が絶対必要だと強い意志を持って建てられたそうです
小屋建設中にヘリが墜落し死傷者がでる事故もありましたが、建設を中止することなく
小ぶりですが立派な山小屋を完成されました
小屋の前で「ねこマンマ」を頂き、小屋で有料の水を補給し14時出発です
・・・30分ほどでワリモ北分岐まで戻ってきました
ここから黒部源流ルートとワリモ岳~鷲羽岳縦走ルートの分かれ目です
足の疲れ具合と怖~いカミナリがこないかちょっと心配ですが、
天気も崩れそうもないので縦走コースを進みます。コースタイムは源流ルートよりかかりますが・・・
絶景の縦走ルートです
足が相当疲れているのでゆっくりとしか進めませんが左を見れば北鎌尾根から槍ヶ岳、
右を見れば黒部五郎岳や黒部源流、朝から歩いてきた雲ノ平等、
前には鷲羽岳、三俣蓮華などたまらない景色です
最後の鷲羽への登りは限界でした。も~クタクタ状態です
頂上には15時50分着です
せっかくなのでザックからカメラを取り出し撮影タイムです
誰がどんな機材で撮っても絵になります・・・
この時点で今日のお宿は三俣山荘に決定です
コースタイムで60分となっていますので丁度17時ごろ着となるでしょう、
双六まで行くとなると更に2時間ほどは必要になりますので必然的に三俣山荘に決定となりました
16時過ぎに山頂をあとにし三俣山荘へ下ります。疲れ切った足にこの下りは辛いです
ひざに負担がかからないようユックリと下ります。下りきった鞍部に三俣山荘があります
去年放送されましたドラマ「サマーレスキュー」のモデルになった小屋です
16時50分に小屋到着です
とりあえず受付をしますと食事は2回戦目の17時20分と案内されました
問題の寝床は今晩も一人一枚の布団で寝られるらしいです
お盆なのに「お客さんツイてますね~」って
とりあえず荷物を寝床に運び、サポートタイツを脱いで小屋モードに・・・
この小屋もビールが貴重品になっていました・・・
食事時のアルコールはあきらめ、とりあえず小屋前で今さっき下ってきた鷲羽岳に乾杯!です
うっまー!本日の行動時間は休息込でちょうど12時間です。よく歩いた後のビールはおいしいー!!
夕食の時間まで小屋前で、同じく食事待ちの方々とお話を楽しみました
なかには御年77才のお父さんとその奥さんがおられ、話をしてみると本日は
野口五郎小屋からこられたらしいです。かなりの距離を夫婦で歩かれています
じーちゃん、ばーちゃんカッコよすぎです!!
またその隣の方は下関からこられており、この方も60才を過ぎられていますが元気です
先月は2週間ほどヨーロッパでアイガーをはじめ有名どころを登り三昧やってきたらしいです
うらやましい~・・・
夕食のメニューはビーフシチューです。めちゃうまでした!
テーブルは先ほど小屋前でお話をしていました人生の先輩方と同席となり
楽しい話に花がさいて一番最後のお客さんになってしまいました(笑)
夕食タイムの後は、食堂が喫茶タイムになり三俣山荘名物のサイホンコーヒーを頂くことができます
・・・でも私は食後一瞬で落ちてしまいましたZZZ・・・
三俣山荘の中は、非常にきれいで、廊下や乾燥室、自炊室等も広く山奥の小屋とは思えないほど快適です
また水も豊富で玄関脇には常時水が流れ出ていますので汲み放題です
洗面所も広く同時に十人くらいは顔を洗うことができそうです
ついでにトイレも超きれいです!
朝食は5時からとなっていますが、小屋泊の半数以上の方はすでに出発済です
食堂で朝食を食べている方は以外と少なかったです
三俣山荘の食堂のことを展望食堂と名付けられています。窓の外には、
槍ヶ岳がドーンと構えています・・・今朝はきれいに見られました!
朝食を食べ終わり5時45分に出発です・・・本日のコースは三俣蓮華から双六、
双六から小池新道を通って新穂高へ下山です。まずは三俣蓮華を登ります
朝一の登りはしんどいです・・・45分ほどかけ、巻道との分岐点に着きました
ここで時間的に一番早い巻道を通るか、三俣蓮華の頂上まで登り、双六まで稜線を歩くか悩んでいると
きれいなお姉さんが一人で巻道を双六方面から上がってこられました
巻道の状況など聞いてみると、お姉さんの「天気もいいので稜線をお勧めします」との一言でルート決定です(笑)
写真を撮り合いっこし互いに目的地に向かって出発です
分岐からは10分足らずで三俣蓮華のてっぺんへ到着です
いい眺めです、ここから双六への縦走路を進みます
今日も天気は抜群で、すばらしい景色の中を歩きます・・・
・・・時間の関係で途中、双六岳の登り手前にある中道分岐で中道を選択し双六小屋へ急ぎます
双六小屋へは8時15分到着です。双六の生ビールの看板が気になりますが、
ここはグッとこらえて小休止のみとし最後の登り弓折乗越へ進みます
そんなに急登ではありませんが、地味に足にこたえる道です
槍ヶ岳をはじめ穂高連峰がグンと近づいてくるので眺めは最高です
弓折乗越までくると箱庭のような鏡平山荘が眼下に見られます
乗越からグングン下っていくと鏡平山荘に・・・10時ちょうどに到着です
この山荘名物のカキ氷を頂きます
槍をバックにレモン味のカキ氷です。頭がキーんとなりますが、かまわずかき込みます
一気食いで完食です!うますぎ!!
ここでやっとauのアンテナが2本ほど立つ文明社会の入り口となりました
とりあえず富山駅前から3日間音信不通になっていたママに無事であるメールを送り
20分ほど休み、小屋の横にある池の畔でお決まりの構図であります槍ヶ岳や穂高の写真
を撮ってつぎの目的地わさび平小屋をめざし出発です・・・
地図では3時間近くかかるようにですが、下りなので飛ばして行けばそんなにかからないだろうと思い、
かなりのハイペースで駆け下りますがなかなか着きません。
途中、水がなくなりましたが、すぐ着くであろうと補給できる沢を通過しましたが、それが地獄の始まりでした(涙)
そこから約1時間もかかり喉はカラカラで体はフラフラでわさび平小屋へ2時間20分かけ到着です
水の補給より先に「生ビール」です。生き返りました・・・値段もだいぶ下界価格に近付いています
小屋の前には、飲み物以外にも、りんごやスイカ、きゅうりにトマトなどが
冷たい沢の水で冷やされていて、とてもおいしそうに見えました
本日のお昼はここでラーメンを頂くことにしました
なかなか美味しいお味でした・・・
ここで30分ほど休み13時15分下界に向け出発です・・・ここからは砂利道とアスファルトの道をテクテクと歩くだけです
14時10分バス停着となりました
高山行きのバスは一時間に一本出ており、毎時55分発となっていました
とりあえず乗車券を購入し温泉に向かいます
先月の西穂の帰りにも利用した「中崎山荘」の温泉で3日間の汗を流し
下山セットの服に着替えすっきりし15時55分発のバスで高山へ、
JR高山駅で電車待ちの間に駅前の鮨屋へ入り久しぶりの下界食を頂き
大満足の山行きの絞めと致しました
本当に3日間天気がよく最高の景色の中の稜線歩きを存分に楽しませて頂きました。
今回歩いたルートは穂高のような華やかさや緊張感を強いられる道は少なかったですが、
もっともっと深い山歩きの楽しさを感じられたように思えました。またひとつ山の魅力を知る
ことができました。
・・・長々と書いてしまいましたが最後までお付き合いありがとうございました・・・
この記事へのコメント
こんちは(#^.^#)
いや~素晴らしい山行になりましね~(#^.^#)
お天気もいいですが、ここは天気が悪くてもいい(笑)
自由に行程を変えられるのもソロ登山の魅力でしょうか♪
また行きたいな~雲の平(#^.^#)
いや~素晴らしい山行になりましね~(#^.^#)
お天気もいいですが、ここは天気が悪くてもいい(笑)
自由に行程を変えられるのもソロ登山の魅力でしょうか♪
また行きたいな~雲の平(#^.^#)
Posted by piyosukeファミリー at 2013年09月07日 15:01
piyosukeファミリーさんこんにちは
今回はソロで歩きましたが何年か後には家族で歩きたい山々でした・・・
はやくpiyosukeファミリーさんの娘さんみたいに立派な戦力になるよう
育てていきたいと思います(笑)
今回はソロで歩きましたが何年か後には家族で歩きたい山々でした・・・
はやくpiyosukeファミリーさんの娘さんみたいに立派な戦力になるよう
育てていきたいと思います(笑)
Posted by 遊び人のS氏 at 2013年09月07日 16:36
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