2014年07月31日
ジャンダルム 奥穂~西穂 2014年パパの挑戦

7月25日(金)~26日(土)北アルプス 奥穂高岳から西穂高岳までの稜線を歩いてきました
24日のよる京都駅前から「さわやか信州号」で上高地へ向かいました
学生時代以来の夜行バスはやっぱり狭すぎました
しかし車で上高地へ向かうよりは途切れ途切れですがよく寝れたと思います
ご存じの通り「あかんだな駐車場」のゲートの空く時間の中途半端さで仮眠中に車を移動させなければならないことはなく、
超狭いですが寝たままとりあえず5時過ぎには上高地へ到着です


準備を整え・・・さー行きますか!

山の上はガスがかかっていますがマズマズです

梓川の左岸から横尾方面の道は多くの登山者が歩いていますが、河童橋を渡ると誰もいません(^_^)


しずかな上高地の雰囲気を楽しみながら岳沢登山道の入り口に到着です

ここからも静かな登山道を歩きます。途中、テント泊装備だと思われる大荷物の人を何人か追い越し上高地バスターミナルからちょうど
2時間で岳沢小屋に到着です。ここでザックをおろし重太郎新道の急登に備えます(#^^#)


リスタートしてからトラブル発生!! 重太郎新道を登りに使うのは今回はじめてで、なにげなく小屋前の涸れ沢を渡って
キャンプ場を横切り、比較的大きく積まれた石のケルンの横を登りはじめましたが、なんか違うような~以前下った時には
小屋近くはつづら折りのお花畑の中を歩いた記憶があるのですが、どんどん谷を登っているような気がします~
はじめにあった踏み跡もだんだん薄くなり益々登りにくいゴロゴロの谷になってきました。これはさすがにおかしいと気が付き
地図を開けると、あれれ?奥明神の谷を登ってしまっています
「だめだこりゃ~!」潔く下ります。岳沢のキャンプ場まで戻り周りを見渡すとキャンプ場の最上部から重太郎新道への道がありました
看板、矢印、〇印もちゃんとあります・・・
これで30分のタイムロスです。それよりも精神的なショックが・・・
そこから先は順当に、あえぎながらも重太郎新道を登り高度を上げていきます

カモシカの立場はまだガスっていませんでしたが、岳沢パノラマまで登ると回りはガスってきました。


う~ん今日はガスかなぁ~、よっしゃ~(^^)/パパのおまじないでガスよどっかいって~
う~ん、う~ん、う~ん・・・ちちんぷいぷい~ッパ!晴れました!(^^)!

絶景です!!!

絶景の中、順調にコースタイムより5分短縮で11時45分、紀美子平へ到着です

天気もいいので前穂の頂上も考えましたが、今回はジャンダルムを目指していますので前穂山頂までの小一時間の時間と体力があれば
少しでもジャンへの道、「馬の背」あたりの偵察をしたいと考前穂の山頂はパスしました
紀美子平で小休止後、吊尾根を歩きます。奥穂の山頂は少しガスがかかっていますが絶景の稜線歩きです


さすがに南陵の頭への登りはバテました・・・
ちょうどそのころ先ほど登ってきた重太郎新道の上空をなめるように飛ぶ長野県警のヘリが見られました

紀美子平のすぐ下辺りでピタッとホバーリングしています。なにかあったようです
隊員がホイストで降り、遭難者を吊り上げるまでじっくり見入ってしましました
リアル「救助」を見入ってしまったのとついでに昼飯もとってしまいコースタイムオーバーになりましたが奥穂高岳山頂へ到着です

到着と同時にガスが晴れました。

奥穂高岳山頂の祠の横に立つと否応なしでもジャンダルが目に入ります

生ジャンダルムは迫力満点です。迫力を通り越し威圧感が強烈です。怖そ~う
奥穂山頂へザックをデポし帽子からヘルメットにかぶり直し、馬の背へ向かいます
馬の背までくると更にジャンへの道の険しさが全身で感じられます

そこにちょうど「Gifu Police」と背中にプリントされているウエアを身にまとった強靭そうな2人組に会いました
この時点まで明日の行動に迷いがありましたが・・・
パパ:「西穂までの道はどんなもんでしょう~、まだ雪が解けて間がないので浮石が非常に多いと岳沢小屋の方に言われましたが・・・?」
警察官:「いやいや、もう結構人が入っていますよ!今日だけでも20人以上通っていますし踏み跡もしっかり付いていますよ!」
とにっこり言われ、決めました決行です!
そうと決まれば今宵の宿の「穂高岳山荘」を目指します
穂高岳山荘へ16時過ぎに到着です。まずは宿泊の受付をします・・・今日は一人一枚の布団で寝れるそうです!よかったー(^_-)-☆
受付と同時にとりあえずビールです

標高3000mの絶景ビアガーデンです。

食事は2回戦目の17時45分でしたのでそれまでの間ロング缶3本でくつろぎました(*_*)

涸沢方面はまだまだ雪の中です。回りの人たちと楽しくお話をして過ごしました
夕食は奥穂の山頂直下とは思えない食事です。もちろんご飯味噌汁はおかわり自由です

ガッツリ歩いて後はがっつり頂きました。おいしかったです!
部屋に戻るとまだまだ西日が差し込んで明るくい部屋ですが、みなさんお布団の中です
ザックを廊下に出し明日の準備を整えパパも布団へ、寝れるかなと思いましたが瞬殺ですZzz
その代り朝は皆さん早いです。2時過ぎごろからゴソゴソと音が聞こえてきます
パパは予定通り3時起床で真っ暗な食堂でヘッデンの明かりでコンビニおにぎりを1個朝食として頂きます
穂高岳山荘のお弁当はお昼に頂く予定でザックにしまいます

4時10分出発です・・・神秘的な景色です。ヘッデンの明かりを頼りに小屋横のハシゴを登り、ゆっくりと奥穂高岳山頂を目指します。

山頂直前で日の出です。きれいな日の出です。まわりの岩がオレンジ色に輝きます

涸沢からだと綺麗なモルゲンロートが見えていると思われます
ジャン方面はまだ日があたっていなく迫力が増しています

奥穂山頂直下で最終チェックを行います
天気 「問題なし、風はあるが快晴!」
体調 「問題なし、快食快便!」
忘れ物 「なし」
水 「背中に2L、500ml2本 計3Ⅼ」
計画を止める不安事項なし!! では行きますか(^^)/

5時、気合を入れ踏み出します。ちょうど同時期にご夫婦のパーティーとベテラン男性同士のパーティーと合わせて5人で馬の背へ入りました
パパが先頭で難所である馬ノ背のナイフリッジを下ります。左右とも1000m以上切れ落ちています・・・
あまりの高度感のため顔がにやけます(^_^)
ナイフリッジは思っていた以上に距離があり、朝一から目が覚めるクライムダウンです

ナイフリッジを降り切ったところで足が速そうなご夫婦に道を譲ります・・・
ここからガレガレの超急斜面を下ります。落石が非常に怖い斜面なので十分距離をとって下ります
下りきったところからロバの耳のトラバースに入りますが、2か所ほど垂直に登る箇所がありました
一度見落としそのままトラバースを続け、どうにもならない処まで行ってしまうミスをしてしまいましたが、焦らず正しい道(壁)に戻りました
この日、何度かミスコースがありましたが落ち着いて戻れば大丈夫です。下手にショートカットで戻ろうとすることが非常に危険です
焦らず戻りましょう(*^_^*)
高度感抜群のロバの耳のトラバースを過ぎるとジャンダルムが目の前にそびえます

ご夫婦が写っています(^-^)
ジャンダルムの信州側をトラバースし裏側から登ります。奥穂高岳山頂から約1時間でジャンダルムのてっぺんまでこれました

絶景です!雲一つない天気で最高です。奥穂高岳山頂の人たちがすぐそこのように見えます
ここまでご一緒した2組のパーティーは写真を撮り終えるとすぐに出発されました
せっかくなのでパパはゆっくりします(笑)
先行者がいると楽ですがルートファインデイングの楽しみが無くなってしましますので、あえて時間を空けました
ここから安全地帯であります西穂高岳までの距離はたった2㎞ですがコースタイムは6時間となっています。

あまりゆっくりはできませんので先行者が見えなくなったら出発です・・・6時20分出発
ジャンダルムまでは高度感たっぷりの壁を下ったり登ったり、トラバースしたり非常に厳しい道を歩きましたが、
実はここからが更にワンランク上の難路になります
畳岩の頭から天狗のコルまで急降下ですが、一筋縄に下るのではなく稜線歩きや信州側や岐阜側のトラバース道など変化にとんでいます
またクサリ場もありますが、そのクサリを下りきった後もクサリのない同じ傾斜の斜面を下っていくところもあり
緊張感たっぷりの歩きを満喫して7時30分天狗のコル到着です

天狗のコル手前で本日初の対向者です。少し情報交換をすると本日は西穂山荘から20人程の団体パーティーが出られているとのことと、
その他にも10人程は奥穂を目指しているとのことです・・・ちょっと予想より離合者が多い感じです
当初は天狗のコルで大休止する予定でしたが、団体パーティーとの離合を考え少しでも進むことにしました
天狗のコルから岳沢方面を見下ろすとまだまだガッツリ雪渓がついています。その雪渓と岩壁の間を登るパーティーがみえました

数個のヘルメットの一部が見え隠れしていました
天狗のコルでは立休憩のみとして天狗岳を登ります

写真の中ほどに垂れ下がっている鎖が登山道です。上↑は天狗岳方面です・・・下↓はあの世方面です(>_<)
ほぼ垂直のクサリ場ですが、ガバは豊富で特に鎖を使わずに上がれます。クサリ場から先はガレガレの急斜面を九十九折に登っていきます
コルから30分で天狗岳の頂上に到着です

ちょうど西穂側から登ってこられた方が2名休憩中でした
少しお話しをすると団体パーティーは3組に分散され各組ガイドが先導しているそうです・・・
逆層スラブなんかで鉢合わせすつとマズいので慌てて出発しますが、ちょうど逆層スラブの上にたどり着いた時、出合いました
あちゃー(―_―)!! 無理せず3組のパーティーが通過するまでその場で待機しました
団体パーティーをやり過ごし逆層スラブの下りにかかります
ここのクサリだけは自ら体重をかけ、懸垂降下なみに一気に下りきりました。あっという間に間天のコルです・・・8時20分着

逆層スラブの全景です。どこがルートかわかるかな?黄色いザックカバーの登山者が登攀中です!
ここで朝食の残りのおにぎりを食べ少しゆっくりします。なんか背中が冷たいなぁ~・・・恐怖で油汗を大量にかいているのかな?っと
思っていましたが、実はハイドレーションの水筒から水が漏れているみたいです(笑)パンツまで濡らしてしまいました(笑)
ここまでくればある程度先は見えてきました・・・
大休止のあとは間ノ岳をまず登ります
間ノ岳は畳大の岩の寄せ集め、山全体が浮石でできる感じです

浮石を高盛りに盛り付けたみたいな山です。とんがり具合が非常にかっこいいです
登山道?ルートは単純明快です。まっすぐ頂上を目指し直登です
間ノ岳の頂上には新しい看板が・・・9時5分通過

事前情報ではこの間ノ岳から西穂高の間が事故多発地帯となっていました
実際歩いてみると高度感はジャン付近に比べだいぶ低く感じますが、岩という岩がすべてグラグラです
谷側に傾斜してるスラブ状の岩も多く特に岩が濡れている時は非常に危険な状況になります
グラグラの岩のなかから比較的ましそうな岩を手掛かり足掛かりにして慎重に慎重に進みます
P1ピークに10時15分に到着です。西穂までは目と鼻の先です。西穂高岳山頂で休憩されている方に
「おーっ!」という歓声をかけてもらうことを期待して頂上から顔を出す前にシャツの裾やズボンを整え、
かっこよくスッとP1の頂上へ飛び出ました・・・あれ、誰もいないじゃん・・・

誰もいない西穂高岳です。ギャラリーを期待しましたが残念・・・でもいい写真がとれました

10時30分に誰もいない西穂高岳山頂へ到着です。奥穂山頂を出発してちょうど5時間30分の大冒険が終わりました
振り返ると歩いてきた峰々が・・・どこをどのように歩いてきたのか?

ここから先はふつうの登山道です
ピラミッドピークあたりから人が多くなってきて独標の上は超混雑です。さらにどんどん登ってくるので下ることができない状態です

大渋滞の独標を通り過ぎ西穂山荘を目指します。コースタイム通り西穂高岳山頂から2時間で到着です

西穂みそラーメンと手をつけてなかった穂高岳山荘のお弁当も頂き、あとはのんびりとロープウェーの山上駅を目指します
ロープウェーから先は文明の世界です。いつもの中崎山荘で温泉に入り、バスと電車で京都へ戻りました。
奥穂高岳の頂上に立たれた方はたぶんみなさん西穂方面にある岩山「ジャンダルム」に興味をもたれると思います
遊び人のSも2年前奥穂に登った時「なんじゃあの岩の塊は~」、その時はじめてその岩の塊がジャンダルムであることを師匠から教わりました。
パパのように経験が浅い者でも天候に恵まれることを大前提に、集中力を保ち慎重に行動できるなら十分楽しむことができる縦走路です
但し10時間以上余裕で行動できる体力は必要ですが!
実際歩いてみて大変厳しい縦走路でしたが達成感はとてつもないものでした

学生時代以来の夜行バスはやっぱり狭すぎました
しかし車で上高地へ向かうよりは途切れ途切れですがよく寝れたと思います
ご存じの通り「あかんだな駐車場」のゲートの空く時間の中途半端さで仮眠中に車を移動させなければならないことはなく、
超狭いですが寝たままとりあえず5時過ぎには上高地へ到着です


準備を整え・・・さー行きますか!

山の上はガスがかかっていますがマズマズです

梓川の左岸から横尾方面の道は多くの登山者が歩いていますが、河童橋を渡ると誰もいません(^_^)


しずかな上高地の雰囲気を楽しみながら岳沢登山道の入り口に到着です

ここからも静かな登山道を歩きます。途中、テント泊装備だと思われる大荷物の人を何人か追い越し上高地バスターミナルからちょうど
2時間で岳沢小屋に到着です。ここでザックをおろし重太郎新道の急登に備えます(#^^#)


リスタートしてからトラブル発生!! 重太郎新道を登りに使うのは今回はじめてで、なにげなく小屋前の涸れ沢を渡って
キャンプ場を横切り、比較的大きく積まれた石のケルンの横を登りはじめましたが、なんか違うような~以前下った時には
小屋近くはつづら折りのお花畑の中を歩いた記憶があるのですが、どんどん谷を登っているような気がします~
はじめにあった踏み跡もだんだん薄くなり益々登りにくいゴロゴロの谷になってきました。これはさすがにおかしいと気が付き
地図を開けると、あれれ?奥明神の谷を登ってしまっています
「だめだこりゃ~!」潔く下ります。岳沢のキャンプ場まで戻り周りを見渡すとキャンプ場の最上部から重太郎新道への道がありました
看板、矢印、〇印もちゃんとあります・・・
これで30分のタイムロスです。それよりも精神的なショックが・・・
そこから先は順当に、あえぎながらも重太郎新道を登り高度を上げていきます

カモシカの立場はまだガスっていませんでしたが、岳沢パノラマまで登ると回りはガスってきました。


う~ん今日はガスかなぁ~、よっしゃ~(^^)/パパのおまじないでガスよどっかいって~
う~ん、う~ん、う~ん・・・ちちんぷいぷい~ッパ!晴れました!(^^)!

絶景です!!!


絶景の中、順調にコースタイムより5分短縮で11時45分、紀美子平へ到着です

天気もいいので前穂の頂上も考えましたが、今回はジャンダルムを目指していますので前穂山頂までの小一時間の時間と体力があれば
少しでもジャンへの道、「馬の背」あたりの偵察をしたいと考前穂の山頂はパスしました
紀美子平で小休止後、吊尾根を歩きます。奥穂の山頂は少しガスがかかっていますが絶景の稜線歩きです


さすがに南陵の頭への登りはバテました・・・
ちょうどそのころ先ほど登ってきた重太郎新道の上空をなめるように飛ぶ長野県警のヘリが見られました

紀美子平のすぐ下辺りでピタッとホバーリングしています。なにかあったようです
隊員がホイストで降り、遭難者を吊り上げるまでじっくり見入ってしましました
リアル「救助」を見入ってしまったのとついでに昼飯もとってしまいコースタイムオーバーになりましたが奥穂高岳山頂へ到着です

到着と同時にガスが晴れました。

奥穂高岳山頂の祠の横に立つと否応なしでもジャンダルが目に入ります

生ジャンダルムは迫力満点です。迫力を通り越し威圧感が強烈です。怖そ~う
奥穂山頂へザックをデポし帽子からヘルメットにかぶり直し、馬の背へ向かいます
馬の背までくると更にジャンへの道の険しさが全身で感じられます

そこにちょうど「Gifu Police」と背中にプリントされているウエアを身にまとった強靭そうな2人組に会いました
この時点まで明日の行動に迷いがありましたが・・・
パパ:「西穂までの道はどんなもんでしょう~、まだ雪が解けて間がないので浮石が非常に多いと岳沢小屋の方に言われましたが・・・?」
警察官:「いやいや、もう結構人が入っていますよ!今日だけでも20人以上通っていますし踏み跡もしっかり付いていますよ!」
とにっこり言われ、決めました決行です!
そうと決まれば今宵の宿の「穂高岳山荘」を目指します
穂高岳山荘へ16時過ぎに到着です。まずは宿泊の受付をします・・・今日は一人一枚の布団で寝れるそうです!よかったー(^_-)-☆
受付と同時にとりあえずビールです

標高3000mの絶景ビアガーデンです。

食事は2回戦目の17時45分でしたのでそれまでの間ロング缶3本でくつろぎました(*_*)

涸沢方面はまだまだ雪の中です。回りの人たちと楽しくお話をして過ごしました
夕食は奥穂の山頂直下とは思えない食事です。もちろんご飯味噌汁はおかわり自由です

ガッツリ歩いて後はがっつり頂きました。おいしかったです!
部屋に戻るとまだまだ西日が差し込んで明るくい部屋ですが、みなさんお布団の中です
ザックを廊下に出し明日の準備を整えパパも布団へ、寝れるかなと思いましたが瞬殺ですZzz
その代り朝は皆さん早いです。2時過ぎごろからゴソゴソと音が聞こえてきます
パパは予定通り3時起床で真っ暗な食堂でヘッデンの明かりでコンビニおにぎりを1個朝食として頂きます
穂高岳山荘のお弁当はお昼に頂く予定でザックにしまいます

4時10分出発です・・・神秘的な景色です。ヘッデンの明かりを頼りに小屋横のハシゴを登り、ゆっくりと奥穂高岳山頂を目指します。

山頂直前で日の出です。きれいな日の出です。まわりの岩がオレンジ色に輝きます

涸沢からだと綺麗なモルゲンロートが見えていると思われます
ジャン方面はまだ日があたっていなく迫力が増しています

奥穂山頂直下で最終チェックを行います
天気 「問題なし、風はあるが快晴!」
体調 「問題なし、快食快便!」
忘れ物 「なし」
水 「背中に2L、500ml2本 計3Ⅼ」
計画を止める不安事項なし!! では行きますか(^^)/

5時、気合を入れ踏み出します。ちょうど同時期にご夫婦のパーティーとベテラン男性同士のパーティーと合わせて5人で馬の背へ入りました
パパが先頭で難所である馬ノ背のナイフリッジを下ります。左右とも1000m以上切れ落ちています・・・
あまりの高度感のため顔がにやけます(^_^)
ナイフリッジは思っていた以上に距離があり、朝一から目が覚めるクライムダウンです

ナイフリッジを降り切ったところで足が速そうなご夫婦に道を譲ります・・・
ここからガレガレの超急斜面を下ります。落石が非常に怖い斜面なので十分距離をとって下ります
下りきったところからロバの耳のトラバースに入りますが、2か所ほど垂直に登る箇所がありました
一度見落としそのままトラバースを続け、どうにもならない処まで行ってしまうミスをしてしまいましたが、焦らず正しい道(壁)に戻りました
この日、何度かミスコースがありましたが落ち着いて戻れば大丈夫です。下手にショートカットで戻ろうとすることが非常に危険です
焦らず戻りましょう(*^_^*)
高度感抜群のロバの耳のトラバースを過ぎるとジャンダルムが目の前にそびえます

ご夫婦が写っています(^-^)
ジャンダルムの信州側をトラバースし裏側から登ります。奥穂高岳山頂から約1時間でジャンダルムのてっぺんまでこれました

絶景です!雲一つない天気で最高です。奥穂高岳山頂の人たちがすぐそこのように見えます
ここまでご一緒した2組のパーティーは写真を撮り終えるとすぐに出発されました
せっかくなのでパパはゆっくりします(笑)
先行者がいると楽ですがルートファインデイングの楽しみが無くなってしましますので、あえて時間を空けました
ここから安全地帯であります西穂高岳までの距離はたった2㎞ですがコースタイムは6時間となっています。

あまりゆっくりはできませんので先行者が見えなくなったら出発です・・・6時20分出発
ジャンダルムまでは高度感たっぷりの壁を下ったり登ったり、トラバースしたり非常に厳しい道を歩きましたが、
実はここからが更にワンランク上の難路になります
畳岩の頭から天狗のコルまで急降下ですが、一筋縄に下るのではなく稜線歩きや信州側や岐阜側のトラバース道など変化にとんでいます
またクサリ場もありますが、そのクサリを下りきった後もクサリのない同じ傾斜の斜面を下っていくところもあり
緊張感たっぷりの歩きを満喫して7時30分天狗のコル到着です

天狗のコル手前で本日初の対向者です。少し情報交換をすると本日は西穂山荘から20人程の団体パーティーが出られているとのことと、
その他にも10人程は奥穂を目指しているとのことです・・・ちょっと予想より離合者が多い感じです
当初は天狗のコルで大休止する予定でしたが、団体パーティーとの離合を考え少しでも進むことにしました
天狗のコルから岳沢方面を見下ろすとまだまだガッツリ雪渓がついています。その雪渓と岩壁の間を登るパーティーがみえました

数個のヘルメットの一部が見え隠れしていました
天狗のコルでは立休憩のみとして天狗岳を登ります

写真の中ほどに垂れ下がっている鎖が登山道です。上↑は天狗岳方面です・・・下↓はあの世方面です(>_<)
ほぼ垂直のクサリ場ですが、ガバは豊富で特に鎖を使わずに上がれます。クサリ場から先はガレガレの急斜面を九十九折に登っていきます
コルから30分で天狗岳の頂上に到着です

ちょうど西穂側から登ってこられた方が2名休憩中でした
少しお話しをすると団体パーティーは3組に分散され各組ガイドが先導しているそうです・・・
逆層スラブなんかで鉢合わせすつとマズいので慌てて出発しますが、ちょうど逆層スラブの上にたどり着いた時、出合いました
あちゃー(―_―)!! 無理せず3組のパーティーが通過するまでその場で待機しました
団体パーティーをやり過ごし逆層スラブの下りにかかります
ここのクサリだけは自ら体重をかけ、懸垂降下なみに一気に下りきりました。あっという間に間天のコルです・・・8時20分着

逆層スラブの全景です。どこがルートかわかるかな?黄色いザックカバーの登山者が登攀中です!
ここで朝食の残りのおにぎりを食べ少しゆっくりします。なんか背中が冷たいなぁ~・・・恐怖で油汗を大量にかいているのかな?っと
思っていましたが、実はハイドレーションの水筒から水が漏れているみたいです(笑)パンツまで濡らしてしまいました(笑)
ここまでくればある程度先は見えてきました・・・
大休止のあとは間ノ岳をまず登ります
間ノ岳は畳大の岩の寄せ集め、山全体が浮石でできる感じです

浮石を高盛りに盛り付けたみたいな山です。とんがり具合が非常にかっこいいです
登山道?ルートは単純明快です。まっすぐ頂上を目指し直登です
間ノ岳の頂上には新しい看板が・・・9時5分通過

事前情報ではこの間ノ岳から西穂高の間が事故多発地帯となっていました
実際歩いてみると高度感はジャン付近に比べだいぶ低く感じますが、岩という岩がすべてグラグラです
谷側に傾斜してるスラブ状の岩も多く特に岩が濡れている時は非常に危険な状況になります
グラグラの岩のなかから比較的ましそうな岩を手掛かり足掛かりにして慎重に慎重に進みます
P1ピークに10時15分に到着です。西穂までは目と鼻の先です。西穂高岳山頂で休憩されている方に
「おーっ!」という歓声をかけてもらうことを期待して頂上から顔を出す前にシャツの裾やズボンを整え、
かっこよくスッとP1の頂上へ飛び出ました・・・あれ、誰もいないじゃん・・・

誰もいない西穂高岳です。ギャラリーを期待しましたが残念・・・でもいい写真がとれました

10時30分に誰もいない西穂高岳山頂へ到着です。奥穂山頂を出発してちょうど5時間30分の大冒険が終わりました
振り返ると歩いてきた峰々が・・・どこをどのように歩いてきたのか?

ここから先はふつうの登山道です
ピラミッドピークあたりから人が多くなってきて独標の上は超混雑です。さらにどんどん登ってくるので下ることができない状態です

大渋滞の独標を通り過ぎ西穂山荘を目指します。コースタイム通り西穂高岳山頂から2時間で到着です
まずは生ビールです!・・・最高に旨いビールです!!

西穂みそラーメンと手をつけてなかった穂高岳山荘のお弁当も頂き、あとはのんびりとロープウェーの山上駅を目指します
ロープウェーから先は文明の世界です。いつもの中崎山荘で温泉に入り、バスと電車で京都へ戻りました。
奥穂高岳の頂上に立たれた方はたぶんみなさん西穂方面にある岩山「ジャンダルム」に興味をもたれると思います
遊び人のSも2年前奥穂に登った時「なんじゃあの岩の塊は~」、その時はじめてその岩の塊がジャンダルムであることを師匠から教わりました。
パパのように経験が浅い者でも天候に恵まれることを大前提に、集中力を保ち慎重に行動できるなら十分楽しむことができる縦走路です
但し10時間以上余裕で行動できる体力は必要ですが!
実際歩いてみて大変厳しい縦走路でしたが達成感はとてつもないものでした

(2014年パパの挑戦記おしまい)
この記事へのコメント
こんちは!(^^)!
最難関のルート制覇ですね~お見事&おめでとうございます!(^^)!
この達成感を味わってしまいますと・・次は・海外へ行くしかないかも(笑)
この重太郎新道のコースは今回歩こうと考えていたので、次回リベンジに参考にさせて頂きます!(^^)!
おめでとう♪
最難関のルート制覇ですね~お見事&おめでとうございます!(^^)!
この達成感を味わってしまいますと・・次は・海外へ行くしかないかも(笑)
この重太郎新道のコースは今回歩こうと考えていたので、次回リベンジに参考にさせて頂きます!(^^)!
おめでとう♪
Posted by piyosukeファミリー
at 2014年08月23日 12:19

piyosukeファミリーさんコメントありがとうございます
今回は天候に恵まれました(^-^)
ここのルートは岩が濡れると一気に難度、危険度が増します
天気さえ恵まれましたら、スリリングですけどこれ程おもしろい山はないでしょう!
但し、家族を連れては行きたくはないです。友人、知人も・・・
次の山行きは緊張感のないのんびりとした山行きをしたいと思っています(笑)
今回は天候に恵まれました(^-^)
ここのルートは岩が濡れると一気に難度、危険度が増します
天気さえ恵まれましたら、スリリングですけどこれ程おもしろい山はないでしょう!
但し、家族を連れては行きたくはないです。友人、知人も・・・
次の山行きは緊張感のないのんびりとした山行きをしたいと思っています(笑)
Posted by 遊び人のS氏
at 2014年08月23日 22:32

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